小口径鋼管杭工法

小口径鋼管杭工法とは、削孔径 (φ300mm以下) の場所打ち杭や埋込み杭の総称です。
地山を削孔して鉄筋、鋼管などの鋼製補強材を挿入し、グラウト材としてセメントミルクまたはセメントモルタルを加圧注入して築造します。
・杭を回転、貫入させるため振動、騒音が少ない。
・非セメント系の工法のため有機土等、固化不良の懸念がない。
・改良深度は 10m程度までが一般的である。
・削孔により排土がほとんどないため、残土処分の必要がない。
・地下水の影響をほとんど受けない 。支持地盤が傾斜していても対応可能である。